MOBILITY

2021.11.23

「430セドリック・セダン」をブルーでまとめてひたすらクールに!【モデルカーズ・チューニング】

日産セドリック・セダン◆Builder:桑野裕介 ◆Base:アオシマ1/24

車種消滅後も、日本を代表する高級車の一方の雄として今なお人々に強い印象を残している日産セドリック/グロリア。

初代から10代目(グロリアとしては11代目)まで、歴代モデルは”旧車”としてそれぞれ様々な層にファンがいるが、新車当時の人気がひときわ高かったモデルとしては、5代目セドリック/6代目グロリアである430型系が挙げられるだろう。

430型は1979年にデビュー、1983年まで生産・販売されたモデルだが、この世代が話題と人気を集めた要因として大きいのは、国産市販車初のターボエンジン搭載車がラインナップされたことである。

ターボモデルはモデルチェンジ翌年の’80年に追加されたもので、それまで連綿とセドグロに使われて来たL型2リッター・エンジンにターボチャージャーを装着したL20ETを搭載、日産では高性能よりむしろ省エネ・高効率をアピールしていた。

これより後、日産に限らず国内様々なメーカーからターボ車が続々と登場して、’80年代はターボの時代となったものである。

430の高い人気はターボモデルだけでなく、そのクリーンなスタイリングによるところも大きい。

直線基調のスッキリとしたデザインは、来るべき’80年代をイメージさせるものであったが、真偽は不明であるものの、あのピニンファリーナが関与したのではないかという噂もある。

430型系のボディバリエーションは4ドアのハードトップとセダン、そしてバン/ワゴンがあったが、先代までラインナップされていた2ドア・ハードトップは、追ってデビューするレパードにその座を譲る形で消滅した。

ミニカーやプラモデルの題材としても人気のあった430であるが、プラモ化はハードトップが多く、ニチモやフジミ、アオシマが手掛けており、セダンのキット化は当時はオオタキのみであったところ、2010年代に入ってアオシマが新たにセダンを、しかも最廉価モデルのスタンダードまでキット化して注目されたのは記憶に新しいだろう。

ここでお見せしているのは、そのアオシマのセドリック・セダンを制作したもので、改造プラモデル雑誌「モデルカーズ・チューニング」に掲載されたものである。

【画像3枚】”ちょっぴりデコトラテイスト”の430セダンを見る!

類を見ない仕上げが目を引くクール&ゴージャスな1台

ボディだけでなくウィンドウ、さらには灯火類まで全て青系でまとめたカラーコーディネイトが、シンプルながらもショッキングな1台だが、クロームの輝き(ホイール)が良いアクセントとなって、ほんのりとデコトラテイストも感じさせてくれる。

このホイールは純正のワイヤーホイール風カバーのパーツにオレンジウィールズのリムを組み合わせたものだが、こうした細かな配慮は、デコトラからユーロまで幅広いカスタムスタイルを得意とする作者の面目躍如といったところ。

さらに細部に目をやれば、3ナンバー用を装着したバンパーに合わせてロワーボディも後方に延長して安定感を出していたり、グリルやガーニッシュ、バンパー上部パネルなどをラメ仕上げにしていたりと、凝った細工が随所に見られる。


モデルカーズ・チューニング其の四

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