MOBILITY

2021.11.23

「MX41マークⅡ」をパールカラーでスタイリッシュにキメる!【モデルカーズ・チューニング】

トヨタ・マークⅡグランデ◆Builder:北澤志朗 ◆Base:アオシマ1/24

マークⅡといえば、かつては”ハイソカー”の代表格として一世を風靡したものだが、今やそれも過去のこと、発展形であるマークXも消滅してしまった。

だが、かつてのマークⅡの輝きは今もファンの心を捉え続け、新たな世代をも惹きつけている。

初代マークⅡがデビューしたのは1968年のこと、コロナとクラウンの中間を埋めるモデルとして、「上級版コロナ」の意味あいでコロナ・マークⅡの名で登場したのであった。

同様のコンセプトを持つ日産ローレルよりひと足先に送り出された初代マークⅡはそれなりの成功を収めたのだが、続く2代目モデルでは、日産のローレル/スカイライン連合軍への対応に苦慮し、コンセプトのブレから販売成績は下降の一途を辿った。

その反省から、従来よりフォーマルな性格を強めて1976年に登場したのが3代目マークⅡ(X30/X40型系)である。

ボディラインは、当時のセミクラシック調のアメリカ車(シボレー・モンテカルロやビュイック・リーガル/センチュリー、あるいはクライスラー・コルドバなど)から強く影響を受けたもので、丸型2灯のヘッドライトから、後に「ブタ目」の愛称で呼ばれるようにもなった。

ローレルの上級志向には、こうしたゴージャス感の強調や2600ccモデルのラインナップで対抗する一方、スカイラインに対しては、よりスポーティ性を強調した兄弟車・チェイサーを設定する(’77年デビュー)など、その商品展開にはトヨタらしい堅実さが窺われる。

ボディ形式は4ドア・セダンと2ドア・ハードトップ、そしてワゴン/バンが用意された(チェイサーはセダンとハードトップのみ)。

こうしてマークⅡ/チェイサー兄弟はスカイライン/ローレルを相手に健闘し、その姿は当時の風景の一部を形成するほどお馴染みのものとなったのである。

【画像3枚】妖しい輝きが魅力のパープル・マークⅡを見る!

プラモデルは、マークⅡ/チェイサーともにアオシマのキット(2ドア・ハードトップ)が現在もリリースされ続けている。

ここでご紹介するのも、アオシマ製マークⅡハードトップをベースにした作品で、改造プラモデル雑誌「モデルカーズ・チューニング」に掲載されたものだ。

正統派プロフィニッシャーの手による極上仕上げ


ファクトリーストックで制作を行うことの多いプロモデラ―・北澤氏が、大胆に街道レーサー路線でフィニッシュした作品である。

美しいパープルパールのボディカラーは、下地をブラックで塗装し、その上にアメジストパープルを吹くことで得られたもので、作者曰くプリマス・ロードランナーをイメージしたものとのこと。

一見特に凝った工作は行われていないように思われるが、フロントグリルはセンター以外のクロームの縦バー(左右3本ずつ)を除去、奥にメタルサイディングのプラ板を仕込んで精悍な顔つきに仕上げるなど、細部にまで配慮が行き届いている。

まさにプラモデルのお手本的な作品と言えるだろう。


モデルカーズ・チューニング其の五

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