MOBILITY

2021.11.24

スカッとNASCAR!「X40チェイサー」がアメリカンなレースカーに変身【モデルカーズ・チューニング】

トヨタ・チェイサー◆Builder:堀崎秀彰 ◆Base:アオシマ1/24

車種消滅からおよそ20年、今では懐かしい車名となってしまったトヨタ・チェイサー。

全盛期はいわゆるハイソカーの代表的存在・マークⅡ三兄弟の中でも「スポーティ」を担う次男(?)として、ひときわ若々しい輝きを振りまいていたものである。

その登場は1977年、3代目マークⅡの兄弟車としてデビューしたのだった。

当時の宿敵・スカイラインを迎え撃つべく、それまでのマークⅡでは不足気味だったスポーティ成分を補う存在として、その名に相応しくまさに”追撃者”として生まれたのが、チェイサーだったのである。

マークⅡの前後デザインを変えた兄弟車にすぎないとは言え、グレードはオーナードライバー向けのものに限定し、ワゴンもラインナップされないなど、その性格付けには注意が払われていた。

以後、クレスタを加えて三兄弟を形成した2代目、ハイソカー全盛期を謳歌した3、4代目……と順調にモデルチェンジを続けたが、2000年を迎えようという頃には需要の落ち込みもあり、6代目を最後に2001年、その命脈は尽きたのである。

話を初代モデルのプラモデルに絞ると、当時(と言っても実車モデルチェンジ後だが)アオシマからチューニングカー・シリーズの一作として後期型2ドア・ハードトップがキット化されており、現在まで装いを変えながら連綿と生産・販売が続いている。

【画像3枚】アメリカンなレーシングカーに生まれ変わったチェイサーを見る!

ここでご覧頂いているのもそのアオシマ製キットをベースにした作品で、改造プラモデル雑誌「モデルカーズ・チューニング」に掲載されたものだ。

実在マシーンをトリビュート

アメリカ車やモータースポーツに詳しい方なら、ひと目でピンと来るであろう、このチェイサーはNASCARのイメージで仕上げられている。

それも、いかにも”それ風”という程度にはとどまらず、実在のマシーンをトリビュートしたものとなっており、具体的には、ボビー・アリソンの1971-’72年シボレー・モンテカルロのカラーリングを再現したものだ。

この世代のマークⅡ/チェイサー自体が、シボレー・モンテカルロやビュイック・リーガル/センチュリーなどアメリカ車の”セミクラシック”調デザインを取り入れているだけに、こうしたモディファイが違和感なく決まっている。

ボディはそのまま使用したのではなくクウォーターウィンドウ周りをアレンジしており、このボディとレベルのNASCAR用シャシーの合体に苦労したそうだが、その甲斐あってか前傾気味の姿勢など、実車らしい雰囲気に仕上がっている。


モデルカーズ・チューニング其の五

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