MOBILITY

2021.11.25

まさかのエンジン載せ!「ダルマセリカ」をとことんリアルに作り込む!【モデルカーズ】

トヨタ・セリカ1600GT◉ハセガワ1/24◉作例制作:北澤志朗

日本におけるスペシャリティクーペの草分け、トヨタ・セリカ。

1970年に登場したセリカは、その斬新なボディスタイルと、外装や内装の装備品さらにはエンジンを自由に組み合わせられるフルチョイス・システムの導入で、高い人気を獲得することとなった。

その基本コンポーネンツは、同時デビューのファミリーカー、カリーナと共通のもので、前ストラット/後4リンクのサスペンションなど平凡なものではあったが、トップモデルのGT(これのみフルチョイスシステムの範囲外となる)には1600ccツインカムの2T-Gを搭載していた。

73年には、ボディ後半をファストバックスタイルとしたLB(リフトバック)を追加し、その人気をさらに盤石なものに。

セリカの商品コンセプトは、”元祖スペシャリティカー”であるフォード・マスタングの影響を強く受けたものであったが、このLBのスタイリングも、同じく初代マスタングのファストバックのボディラインを想起させるものであった。

LBでも同様にフルチョイスシステムを採用していたが、その範囲外となるGTには1600だけでなく2000(4気筒ツインカムの18R-Gエンジン搭載)もラインナップ。

追ってクーペにも2リッター・モデルが加わり、’75年にはクーペ、LBともにボディサイズを拡大、結果的に初代セリカは77年まで生産されるロングライフモデルとなったのである。

その高い人気からプラモ化も多かった初代セリカだが、現在その数は少なく、クーペに関しては最初期型がハセガワから、最初のマイナーチェンジを受けたタイプ(’72-’73年)がアオシマからリリースされている。

ここでご覧頂いているのはハセガワの最初期型をベースに制作された作品で、自動車模型専門誌「モデルカーズ」に掲載されたものである。

【画像25枚】最初期型セリカ1600GTの雄姿を目に焼き付けろ!(制作工程もあり)

エンジン搭載とフォルム修正でよりダルマに!

何よりも目を引くのは、1600GTの心臓である2T-Gエンジンが搭載されていることであろう……ハセガワのキットは、エンジン再現のないプロポーションモデルだからだ。

これについては、奈良の模型ショップ・クアトロポルテがSMCブランドでリリースしている2T-Gを使用、ボンネットを切り離すとともにエンジンルームを自作して搭載している。

エンジン再現はカーモデルに必須のものではないが、やはり心臓部があるのとないのでは大違いであろう。

また、ハセガワのダルマはリアデッキ上面のラインがあまりにスマートすぎるようなので、実車の形状に近づけるべく改修作業を行ってみた。

これについても工程の紹介としてお見せしているので、同じように違和感を覚えている方は参考にしていただければ幸いだ。


modelcars vol.296

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